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日本冠疾患学会の沿革

  本学会の主旨は、冠動脈疾患に関連した内科と外科の専門家が一つになって、真にpatient orientedの精神で冠疾患の医学と医療を学び合うと共に、冠疾患に関する基本的および臨床的研究の進歩および普及をはかり、これを通じて診断・治療の向上をめざすことにある。

  我が国における冠動脈疾患の診断と治療の発達は、山口洋らが始めた冠動脈造影研究会が嚆矢になり、その後幾つかの研究会が誕生していろいろな発表や討議が行われていたが、研究会の役員や会員はかなり重複していたため、それらを統合して活性化しようとの機運が持ち上がった。各研究会の幹事や世話人代表による打ち合わせの結果、1987年に、第1回日本冠疾患学会を山口 洋会長の下で開催した。第2回はCoronary Thrombolysis研究会の代表世話人である河合忠一、第3回は日本冠動脈形成術研究会代表の延吉正清、第4回は外科系を代表して遠藤真弘、第5回は日本PTCA研究会代表の関口守衛、第6回は日本シネアンジオ研究会代表阿部博幸が務めた。本会の大きな特徴は、内科系と外科系が一堂に会して共通の場で討論することであり、その理念をより具現化するために大会長を内科系と外科系の二人制にすることになり、第7回に初めて北村惣一郎、児玉和久両大会長のもとで開催した。このような順調な経過の中で、本研究会を正式の学会にしたいとの声が高まり、第8回の上松瀬勝男・細田泰之両大会長の時(1994)に会則を整備し日本冠疾患学会(JCA:Japanese Coronary Association)として発足した。以後、第9回は土師一夫・鬼頭義次が、第10回は矢部義正・小松 寿が大会長を務めた。第11回神原啓文・庄村東洋の時(1997)に始めて看護師のためのセッションが設け、またホームページを立ち上げた。第12回は杉村修一郎・鷹津文麿、第13回砂盛 誠・本宮武司、第14回佐藤 光・望月高明、第15回は相澤忠範・竹内靖夫、第16回石川欽司・佐賀俊彦と続き、第17回水野杏一・田中茂夫大会長はコメディカルのプログラムを強化し多数の参加者を得た。第18回本田喬・川筋道雄、第19回野々木 宏・小林順二郎、第20回は住吉徹哉・幕内晴朗、第21回木村 剛・夜久 均が大会長を務めた。第20回大会では東京CCU研究会、インターベンション学会と同時開催、またいくつかのコメディカル研究会もプログラムに組み込みチーム医療の重要性を謳った。

  初代の理事長には山口 洋、副理事長に遠藤真弘を選出、第2代はそれぞれ上松瀬勝男、北村惣一郎、第3代は遠藤真弘、神原啓文、第4代に児玉和久、竹内靖夫、第5代相澤忠範、落 雅美、第6代に落 雅美、平山篤志、第7代に平山篤志、岡村吉隆、第8代に岡村吉隆、宮崎俊一、第9代に宮崎俊一、夜久均、第10代に夜久均、上田恭敬、第11代に上田恭敬、福井寿啓が就任した。

  学会の運営は年3回の運営委員会で討議され、学術集会時の理事会、評議員会、総会で決定される。役員の任期は3年であったが、法人化後は2年となり、理事長、副理事長は2期まで、それ以外は再任可能とした。委員会としては総務委員会、財務委員会、編集委員会、研究対策委員会、渉外広報委員会、将来計画委員会、行賞委員会、教育委員会、医療安全対策・倫理委員会を設け、2003年に保険対策委員会、2005年にFJCA委員会、2021年に循環器病対策委員会を追加した。日本冠疾患学会誌(Journal of Japanese Coronary Association)は1995年より発刊し、1999年より優秀掲載論文に学会賞を授与している。

 事務局は当初(株)精案社、社名変更にともない(株)サンプラネットとなり、
2007年8月に(株)メディカルトリビューン、そして2015年10月からは(株)春恒社に移った。時代の流れを受けて、本会も「特定非営利活動(NPO)法人」
化することとなり、会員数1289名を持って2004年11月東京都より認可され現在に至っている。
 
※宮崎俊一氏の「崎」の字は山へんに立・可が正式です。



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